理想の自分と出合う。自分探しの方法が、ここにあります。

「自己変革3つのステップ」

2013年01月23日

常識外れではいけませんか?


前回の、小学生のピアス問題は、
要は常識にしたがうべきかどうか、
という問題だと言えます。


小学生のピアスを禁じる合理的な根拠は、
他にはないからです。


体を傷つけるということも、
もしそれが問題だと言うなら、
美容整形そのものが禁止されるべきでしょう。


小学生はダメだが大人なら良いというのも、
合理的な根拠はありません。


もちろん、「子どもには判断が難しいことだ」と
親が考えることはあるでしょう。


それに関しては前回も書きましたが、
ならば何歳からならOKかという質問に、
明確に答えられなければならないと思います。


そして、その基準が合理的だという説明も。


親と同じ価値観を持つまでダメというのでは、
合理性がないと思います。



ただ、前もって言っておきますが、
どんな答を出しても間違ってはいないし、
特に正しくもないと思うのです。


それは、正しいかどうかを決めるのは、
その人の価値観だから。


その人の価値観にしたがえば、
その考えは常に正しいのです。



そこで今回は、
「常識にしたがうことが正しい」
という考え方へのアンチテーゼです。



未来工業創業者の山田昭男さんは、
常識破りの経営で会社を発展させてきました。


残業を禁止し、休暇を増やし、
社員をなるべく働かせないようにしたのです。


常識的には、
それでは会社が儲からないと考えられます。


だって会社の経営者というのは、
社員に有給休暇もなるべくとらせたくないし、
2人でできることを1人の社員でやらせた方が
経費が少なくて済むと考えるものですから。


その間逆なことをやった未来工業は、創業以来、
赤字がゼロという優秀な経営成績を収めています。


他にもホウレンソウを禁止するとか、
営業のノルマをなくすなど、
常識の逆をいく経営を行なっています。


では山田さんは、どうして
そういう常識外れなことをするのでしょうか?



その理由がまたふるっています。


今の日本には約600万の会社があり、そのうち、
年間4000万円以上の利益を上げている会社は、
わずかに3%しかないと言います。


その儲からない97%の会社がやっているのが、
常識的な経営です。


それと同じことをやったら、
儲かるはずがないと言うのです。



これは説得力がありますよね。


実際、投資の世界でも、
大多数の人が行くのと反対の道を行くことが、
投資で儲かるコツだと言います。


常識にしたがう多数派ではなく、
常識に従わない少数派であることが、
成功のポイントなのです。




「そういう常識と小学生のピアスみたいな常識とは、
別の話でしょう?」


そうでしょうか?


たしかに別だとも考えられますが、
常識にしたがっていれば安心だからという理由で、
それを良しとするという意味では同じです。


たとえ失敗しても、大多数が味方ですから。


仲間が大勢いないと不安という人にとっては、
そのことの方が重要なのでしょうね。


でも、それと本人が幸せかどうかとは、
また違うと思うのです。



幸せというのは、安心感だけではありません。


自分が自分として存在することの意義が、
問われるのだと思います。



自分の意志で常識(多数派)にしたがうと決めるなら、
それも1つの生き方だと思います。


けれども、本当は他の生き方がしたいのに、
強制されて常識にしたがわされるならば、
自分の存在意義を失ってしまうのです。


それは大人だけでなく、子どもも同じです。



人には個性があります。


人それぞれ、
異なっていることが当たり前なのです。


それなのに、価値観だけは「常識」と名付けた
特定のものにしたがうのが当然だと、
どうして考えるのでしょうか?


常識にしたがっても良いし、
したがわなくてもかまわないと、
どうして考えられないのでしょうか?




「ドン・キホーテ」という
セルバンテスの小説があります。


「ラ・マンチャの男」という題で、
ミュージカルなどにもなっていますね。


世界的なベストセラーでありロングセラーですから、
一度は読まれた方も多いでしょう。


これを単に、頭がいかれた男が巻き起こす
珍道中記と考えることもできます。


けれども私は、常識にしたがうことを頑なに拒否し、
自分らしい視点を持ち続けて幸せに生きた
ある男の生きざま、というように考えます。



これとよく似ているのが、
「イワンのばか」というトルストイの小説です。


これまた有名ですから、読まれた方は多いでしょう。


馬鹿のイワンは、兄弟からせがまれるたびに、
惜しみもせずに与え尽くしてしまいます。


けれども、欲深い兄弟たちは
また一文無しになってしまいます。


ただイワンだけは、悪魔の誘いにものることなく、
幸せになったという物語です。



馬鹿だから欲をかかなかったとも考えられますが、
これもまた常識にしたがわなかったと言えます。


王様になってまで、
イワンは自ら率先して畑で働いたのですから。


常識外れも良いところでしょう。


でもそれは、
ただ世間に逆らいたかったからではありません。


逆らって非常識なことをしたのではなく、
自分が自分らしく生きようとしただけなのです。




未来工業の山田さんも同様です。


ただ常識に反することをしたくて、
そういう経営をしたわけではありません。


常識にしたがうことが、
自分らしい経営に合わないと考えたから、
勇気を出して自分の心の声にしたがったのです。



そう考えると、
重要なのは常識にしたがうかどうかではなく、
自分の心の声にしたがうかどうかではないか

と思いませんか?


つまり、自分らしく生きることが、
常識にしたがうことよりも優先されるべきだと。



他の人の生き方は、
他の人に任せておけばよいと思うのです。


なぜなら、あなたはかけがえのない「あなた」という
ユニークな存在なのですから。


他の誰にも、「あなた」の代わりはできません。


だから、何よりも大切にしてほしいと思うのです。



無批判に常識にしたがうこともそうですが、
ただ反発して常識外れなことをするのも、
それもまた常識にとらわれた生き方です。


自分は本当にそれをやりたいのか?


それをやったら自分らしいと感じるのか?



自分に対してその質問をして、
心の声を聞いてほしいと思うのです。
 
posted by ジャンメダイ at 20:01| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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