理想の自分と出合う。自分探しの方法が、ここにあります。

「自己変革3つのステップ」

2011年08月18日

2つのラブストーリー

 ■生き方を学ぶ物語の紹介   オフィシャルWEBサイトより


  今日は、私が創作した物語をお読みください。



  久美子は、ウエディング・プランナーだ。


  結婚式は若い男女にとって、人生の一大イベント。


  それを満足するものにするために、プランを練る。


  どこにでもあるような結婚式ではダメ。


  2人だけの特別なものにしなければ。


  そのためには、調査に膨大な時間がかかる。


  2人へインタビューするだけでは終わらない。


  2人の家族や友人、関係者などにも
  会いに行くことがある。


  それはもう、休み返上で働いている。



  「いつからこんな仕事人間になったのだろう?」


  ふと久美子は、そう思った。


  およそ1年前、今の会社に就職した。


  すでに付き合っている彼氏がいて、
  1年ほど社会人を経験したら、
  めでたく寿退社するつもりだった。


  そんな久美子だったが、
  プランナーのアシスタントの仕事は面白かった。


  「私が結婚するなら、こんな風にしたいな。」


  そのアイデアが採用され、
  結婚する2人に喜んでもらえた。


  仕事が認められ、
  すぐにアシスタントからプランナーに昇格した。


  次第に、これこそが自分がやりたかったことだと
  思えるようになったのだ。



  結婚を約束した彼氏のサトルとは、
  今でも付き合っている。


  最近は忙しくて、あまり会うこともできない。


  サトルは不満そうだったが、
  もうちょっとだからと言ってなだめていた。


  次の休日は仕事がないので、
  サトルの部屋で会うことにしていた。



  その日、サトルの部屋へ行くと、
  様子がいつもと違っていた。


  なんだかそわそわしているサトル。


  「久美子、大事な話があるんだ。」

  「えっ、なに?」


  サトルは、ズボンのポケットから
  小さな箱を取り出した。


  それを目の前で開けると、
  そこにはダイヤの指輪が入っていた。


  「もうすぐ約束の1年だよね。
   ぼくたち、結婚しよう。」


  そうなることは、薄々わかっていた。


  でも久美子の中で答が出せず、
  考えないようにしていたのだ。


  しばらくして、久美子はやっと口を開いた。



  「ごめん。サトルのこと嫌いじゃないんだけど、
   今はまだ結婚したくないの。
   もう少し、待ってくれない?」

  「どうして?何が不満なの?」

  「そうじゃなくて、今、私、仕事が楽しいのよ。
   やりがいがあるし。
   一人前にできるようになるまで、
   待ってほしいの。」

  「待つって、いったい何年?
   そんなすぐに一人前になれるの?」

  「わからないわ。多分、あと4〜5年くらい。
   そのくらいは仕事をしてみたいのよ。」


  【 ストーリーA 】

  「そう、久美子はぼくとの約束を破っても、
   ぼくより仕事を優先したいんだね。
   それって、ぼくのことを愛してないって
   ことじゃないの?」

  「そうじゃないわ。サトルのことは好きよ。
   好きだけど...。待ってほしいの。」

  「そんなの言い訳だよ。都合よく思われたものだ。
   まるでバカみたいだよ。
   久美子が仕事が忙しいって言うから、
   会うのも我慢してきたっていうのに。」

  「ごめん。それはわかってる。
   でも、仕事が楽しいの。
   自分が輝いている感じがして、嬉しいのよ。」

  「ぼくよりも優先するものがあるって言うなら、
   それは、ぼくを愛していないってことだよ。
   愛されてないなら、結婚なんて無理だな。」


  2人の会話は噛み合うことなく、
  ただ時間だけが過ぎていった。


  そしてその日から、
  久美子はサトルと会わなくなった。


  「もう別れよう。」

  サトルからのメールに久美子も返事を出した。

  「そうね。わかった。ありがとう。」



  【 ストーリーB 】

  「それって、結婚したらできないことなの?」


  サトルの言葉に、久美子は耳を疑った。


  「無理よ。できないわ。
   だって、私は朝から晩まで仕事で、
   休日も仕事で家にいないのよ。
   あなたの食事の世話もできないもの。」

  「結婚って、妻が夫の食事の世話をすることなの?
   ぼくは、違うと思うよ。」

  「食事だけじゃないわ。洗濯だって、掃除だって、
   普通の奥さんみたいにできないのよ。」

  「久美子は、妻とは家政婦だと思っているの?
   もし妻が病気で動けなくなったら、
   離婚するのが当たり前だとでも?」

  「そうは思ってないけど...。
   だって、あなたイヤでしょ?
   奥さんがあまり家にいないのなんて。」

  「ぼくの理想はね、
   朝は奥さんの美味しい手料理を食べて、
   出勤するときは玄関で見送ってもらうこと。
   仕事から帰ったら、手料理を作って
   待っていてくれるのがいいな。」

  「やっぱりそうじゃないの。だから無理よ。」

  「いや、それはぼくの理想であって、
   結婚の絶対条件じゃないよ。
   そんなことよりも、もっと大切なことがある。
   それは、久美子を愛すること。」

  「私を愛するって?」

  「ぼくは、活き活きとして輝いている
   久美子が好きだ。
   そんな久美子を見ていたいんだよ。
   ぼくのために自由を捨てて、
   奴隷みたいになってほしくない。
   久美子らしく、自由でいてほしい
   久美子がそんな風に生きられるよう応援したい
   それが、ぼくが久美子を愛するっていうこと。」

  「じゃあ私、結婚しても仕事を続けてもいいの?」

  「もちろんいいさ。久美子がそうしたいのならね。
   家事は助け合ってすればいいし、
   2人とも働くんだから、
   家政婦を雇ってもいいよ。」

  「でも、そんな夫婦って、
   他の人がどう思うかしら。」

  「他の人は他の人だよ。
   ぼくたちがそれでいいなら、
   それが2人の最高の形
じゃないかな。」

  「うん、そうだね。」

  「じゃあ、改めてもう一度言うよ。
   久美子、ぼくと結婚しよう。
   ぼくに、久美子を愛するチャンスを
   与えて欲しい
んだ。」

  「ありがとう。
   私、喜んでサトルの奥さんになるね。」



posted by ジャンメダイ at 19:01| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
★ブログランキングに参加しています。★
1日1回、ポチッ↓↓↓とご支援ください。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。