理想の自分と出合う。自分探しの方法が、ここにあります。

「自己変革3つのステップ」

2012年02月28日

セックスレス

 ■夫と半年 セックスレス   読売新聞・人生案内より


  今日は、人生相談からです。


  相談者は、30代の専業主婦。

  夫と性生活がないことについての相談です。



  結婚して15年目、
  中学生と小学生の娘さんがいる家族です。


  ご主人と半年間、
  夫婦生活がないことが気になるようです。


  ご主人は優しくて子煩悩。


  最近は、食器洗いも手伝ってくれるとか。


  夫婦円満で仲は良いものの、
  休みの少ないご主人と2人になる時間が少なく、
  夫婦の会話も減ってきているそうです。


  夫婦生活がない理由をご主人に問うと、
  40代のご主人は「もう年だから」と
  答えるのだとか。


  浮気が気になっていたけど、
  それははっきりと否定されたそうです。


  料理が下手で、
  手のこんだものを作ることができず、
  それが原因でご主人の愛情が薄れてきたと
  感じているようです。


  別れる気持ちは全くないけれど、
  このまま結婚生活を続けていけるかどうか
  心配だという相談です。



  回答者の山田昌弘さんは、
  料理は手作りするだけでも立派だし、
  それはご主人もわかっているだろうと言います。


  性生活は夫婦によって様々で、
  浮気をしていないというご主人の言葉を信じれば、
  おそらく性に関して淡白なのだろうと推測します。


  日本にはセックスレスの夫婦は多いし、
  それで仲の良い夫婦も多いと言います。


  だから焦らずに、ご主人の気分が変わるのを
  待つという態度でいるのが良いと。


  子供さんが大きいのだから2人でデートしたり、
  仕事で疲れたご主人を
  マッサージしてあげるなどして、
  自然に身体が触れる機会を作ることを勧めます。


  このまま仲の良い夫婦であるようにと
  アドバイスします。




  性欲が強ければ強いで浮気が心配になるし、
  弱ければ弱いで不満がたまる。


  夫婦の性生活は、なかなか難しいですね。



  夫がセックスしないからと
  浮気を心配される女性が多いようですが、
  私はそれは違うと思います。


  浮気することとセックスレスは、
  ほぼ無関係
だと思うからです。


  通常、男性がセックスレスになるのは、
  妻とのセックスに飽きたからです。


  「飽きた」と言うと、何かひどいことのように
  思われるかもしれませんね。


  でも、同じことを繰り返していたら飽きるのは、
  人間の本性と言ってよいでしょう。



  男性の性は、攻撃的で支配的なものです。


  ある意味で、女性の心を征服することに
  興奮を覚える
ようになっています。


  そのため、
  すでに征服してしまった女性との性行為は、
  興奮の度合いが下がるものなのです。


  だから、妻とのセックスは全くしなくても、
  他の女性とのセックスはしたくなるもの。


  つまり、
  浮気をするからセックスレスになるのではなく、
  セックスレスだろうと何だろうと、
  浮気をする人は浮気をするのです。


  ただし、妻の側がセックスを拒否する場合は、
  また事情が違いますからね。



  もし「飽きる」ことが原因なら、
  変化をつければ良いのです。


  相手を変えることも、その選択肢に入ります。


  スワッピング(夫婦交換)を楽しむというのも、
  互いが了承するなら有り得る選択です。


  他には場所を変えたり照明を変えるなどして、
  雰囲気を変えるというのもあります。


  回答者の提案は、まさにそのことを言っています。


  また、体位も含めて、
  セックスの仕方を変えてみるのもいいでしょうね。



  ただ40歳代ともなると、
  様々な要因で性欲が減退することがあります。


  世に精力剤が数多く売られていることが、
  その証ではありませんか。


  その原因は年齢だけでなく、
  仕事のストレスもあるかもしれません。


  他にも夫婦関係や家族関係など、
  日常生活のストレスもあるでしょう。



  特に直接影響するのが、
  妻とのセックスに対する価値観の違いでしょうね。


  夫も妻も、性生活はこうあるべきとか、
  セックスはこういうものだという、
  断定的な価値観があるほど、
  互いの価値観の違いに戸惑うでしょう。


  そして、その戸惑いが悩みとなるのです。



  「挿入しなければセックスではない。」

  「夫婦だから性生活をするのは当然だ。」

  「愛情があればセックスできる。」


  そういった価値観を疑うところから、
  始めてみてはどうでしょうか?


  そうすれば、仮に性生活がなくても
  悩むことはないでしょう。


  価値観の違いを認めて、
  相手は相手のままで良いと受け容れる。



  そういう愛情があれば、
  心穏やかにいられるものです。

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2012年02月23日

「ゆるす」ということ

 ■生き方を学ぶ物語の紹介   オフィシャルWEBサイトより


  今日は、私が創作した物語をお読みください。



  「ごめーん」

  「ごめんで済むなら警察はいらん!」


  サトシは腹わたが煮えくり返る思いだった。

  「この日のために、
   オレがどれだけ苦労したと思っているんだ!」

  そう心の中の怒りを、ミツコにぶつけたかった。


  二人が付き合い始めて、
  ちょうど半年が過ぎようとしていた。

  サトシは、ミツコにプロポーズしたいと思い、
  そのための最高の場を準備してきた。

  豪華客船によるナイトクルーズ。

  1ヶ月前から予約が始まるが、
  すぐに埋まってしまうほどの人気だ。

  ディナー付きで1人3万円もするというのに。

  そのナイトクルーズをプロポーズの場と決め、
  準備を進めてきたのだ。


  出航は夜の7時。

  6時半から乗船が始まるので、
  余裕を見て6時に待ち合わせをした。

  くれぐれも遅刻しないようにと、
  ミツコには何度も念を押した。

  夕方は道が混む可能性があるから、
  電車を利用するようにとも言って。



  サトシは5時半に港に着いて、
  ミツコを待っていた。

  しかし、ミツコが到着したのは、
  時計の針が7時を回ったころ。

  船はすでに桟橋を離れていた。


  「だから謝っているじゃない。
   出るのが遅れたから、
   あわててタクシーに乗ったんだけど、
   道が混んでたのよ。」

  「バカ!あれほど言ったじゃないか。
   夕方は道が混むから、電車を使えって。」

  「だって電車じゃ間に合わないって
   思ったから・・・。

  サトシは、やり切れない思いだった。

  せっかく周到に準備した計画が、
  すべておジャンになったのだ。


  ディナーにはミツコの好みに合わせて、
  特別なワインまで用意してもらった。

  プロポーズの時は、
  スタッフに協力してもらって、
  特別な曲を演奏してもらう手はずだった。

  「いったいどれほどの思いで
   この計画を進めてきたか。
   オレの気持ちなんてわからないだろう?」

  そう心の中で、つぶやくしかなかった。



  「船、出ちゃったね。ま、また今度があるし。
   今日は、他で食事しようよ。
   私、おごるからさあ。ね、機嫌直してよ。」

  そうミツコに言われても、
  そう簡単には許せなかった。

  「オレの気持ちを、
   いったい何だと思ってるんだ!?
   1回食事をおごったくらいで、
   取り戻せるとでも思っているのか!?」

  でも、怒りを表に出すことはできなかった。

  もう結婚するなんてことを考えないなら、
  どれほど楽だろうかと思った。

  まだその未練があるから、
  ミツコに怒りをぶつけることもできない。

  でも、ミツコを許せない。

  相矛盾する思いが渦巻いて、
  サトシは黙るしかなかった。



  「なに!?もー、男らしくないんだからー。
   言いたいことがあるなら、はっきり言いなよ。
   それとも、ずっと黙ってるつもり?」

  思わぬミツコの逆襲を受け、サトシはたじろいだ。

  「冗談だろ?
   怒りたいのはこっちだぜ。逆切れか?」

  心の中でそう思ったものの、
  言葉は出ずに下を向いた。

  「私、男のウジウジしたの、嫌いなのよね。
   帰る!
   せっかくタクシーに乗ってまで来たのに、
   何よ!」

  ミツコは振り返りもせず、
  サトシの元を立ち去って行った。


  「オレはいったい、何をやってるんだろう。」

  「せっかくミツコに
   プロポーズするつもりだったのに。」

  「それがダメになったばかりか、
   フラれちゃったじゃないか。
   悪いのはミツコだっていうのにな。」

  「なんてついてないんだろう。
   人生が嫌になっちゃうよ。」



  帰る途中、サトシは
  何気なく駅近くの書店に立ち寄った。

  棚に立ててある本の中で、
  1冊だけ少し背表紙が飛び出した文庫があった。

  手にしてパラパラとめくってみる。

  「ゆるしは幸せにいたる鍵である」

  そのタイトルを目にした時、
  ミツコのことを思った。

  「それはわかるけどさ、
   そう簡単に許せないことだってあるんだよ。
   器が大きければいいんだろうけど、
   ただの凡人だよ、オレは。」

  読み進めてみると、
  ある文の所でサトシの目が止まった。

  そこには、こう書いてあったのだ。

  「ゆるしは上に立って行うことでもなければ、
   自分が気に入らない相手の行動を我慢したり、
   大目に見たりすることでもありません。
   ゆるしとは、相手が自分を傷つけたという
   誤った解釈を正すことです。


  サトシは、頭を棍棒で
  ガーンと殴られたような衝撃を受けた。

  「な、なんだってー!
   誤った解釈だって言うのか!?」



  サトシは、時間が過ぎるのも忘れて、
  その本を読んだ。

  そして、ミツコのことを考えた。

  「考えてみれば、彼女なりに
   何とかしようって思ってたんだよな。
   高いのに、何とか間に合わせようと思って
   タクシーに乗ったりして。」

  「ドジだけど、かわいいとも思えるよな。」

  「それに、落ち込んでいるオレを励まそうとして、
   わざと明るく振舞ってくれた。
   ディナーをおごってくれるとまで
   言ってくれたし。」

  「そんなステキな彼女だから好きになって、
   結婚したいとまで思ったんだ。」

  「オレの計画のことは
   彼女は知らなかったんだから、無理もないよな。
   それなのにオレは彼女を責めて、
   彼女に辛い思いをさせてしまった。」

  「そっかー。
   今までは彼女が悪いとばっかり思ってたけど、
   そうじゃないって解釈もできるんだな。
   それが誤った解釈を正すってことか。」

  そう思うと、サトシはなんだか嬉しくなってきた。

  自分が少し、大人になったような気がしたからだ。

  「許すとか許さないとかじゃなくて、
   考え方を変えてみるだけだったんだ。」

  サトシはミツコに、
  お詫びのメールを出そうと思った。

  そして読みかけの本を手にしたまま、
  レジに向かって急ぎ足で歩いて行った。


  <参考書籍>

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価格:570円(税込、送料別)




  ※物語に出てくる引用は、この文庫本の77ページに書かれています。

 
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2012年02月21日

誕生日の贈り物

 ■生き方を学ぶ物語の紹介   オフィシャルWEBサイトより


  今日は、私が創作した物語をお読みください。



  「ねえカズエ、あんた正月はどうするの?」

  同僚のユキから問われて、カズエは首を振った。

  「どこも行かないよ。
   だって混んでるし、高いし。」

  「ふーん。あんた田舎は四国だったよねー。
   帰らないの?」

  ずけずけと心の中に踏み込んでくるユキに、
  少しイライラした。

  「帰らないわよ。もうずっと帰ってないし。」


  東京へ出てきて、もう10年がたつ。

  大学を卒業したら実家に帰ると
  約束して田舎から出てきたはずだった。

  でも卒業が見えてきた時、
  そんな気持ちにはなれなかった。

  誰にも干渉されない都会暮らしが、
  とても居心地よく感じられたのだ。

  「ごめん。このまま東京で暮らしたい。
   もう勤め先も見つけたから。」

  電話の向こうに、
  父親の怒りに震える顔が見える気がした。

  「何考えてるんだ、お前は。
   いいから帰って来い!」

  そうは言われても、はいそうですかと
  簡単には引き下がれなかった。

  「もう決めちゃったから...。」

  「うぅー...だ、だったら、
   二度と戻ってくるな!」

  切れやすい父親だった。


  あれから6年になる。

  たまに母親とは電話で話をするものの、
  父親とは話をしていない。

  母親はときどき、食べ物などを送ってくれた。

  それはありがたいと思うものの、
  カズエから何かを送ることはなかった。

  父親に対するこだわりがあったのだ。



  12月25日は、カズエの誕生日だった。

  クリスマスと同じだなんて、ずっと嫌だった。

  子どもの頃から、
  誕生プレゼントとクリスマスプレゼントは、
  いつも1つで済まされた。

  自分の誕生日よりも
  クリスマスの方が重要視される。

  そんな気がして、嬉しくなかったのだ。

  世の中から誕生日なんて
  なくなってしまえばいい。

  そう思っていたから、友達にも
  滅多に自分の誕生日を教えなかった。

  6年前からは、
  親もプレゼントを送ってこないばかりか、
  お祝いのメッセージすらよこさない。

  もう、すっかり忘れてしまったのだろう。


  12月も半ばとなり、
  人々が新年の準備に忙しいころ、
  カズエの部屋に一通のDMが届いた。

  どこで登録されたのかわからないが、
  ある慈善団体からの案内だった。

  「貧しいこの子たちに愛の手を」

  一応それを開いて読みながら、カズエは思った。

  「そんなこと言われても、私も余裕ないしねえ。」



  12月25日の朝、カズエの実家に小包が届いた。

  母親が差出人を見ると、娘のカズエからだった。

  「あら、珍しい。クリスマスのお祝いかしら?」

  封を開けると、中には
  お揃いのマフラーが2つあった。

  そして一通の手紙。


  「お前、どうしたんだ?」

  うずくまっているカズエの母親を見て、
  父親が問いかけた。

  母親は父親に、黙って手紙を差し出した。

  その手紙を手にして読み始めると、
  間もなく父親の手は震え始めた。

  そして、その目からは涙が溢れ出し、
  ぽたぽたと手紙の上に落ちた。

  「お前、カズエに電話しておけ。
   プレゼントをありがとうって。
   それと、正月に帰って来いよってな。」

  母親は、黙ったまま何度もうなずいた。



  手紙には、以下のように書かれていた。


  〜〜〜(手紙)〜〜〜

  お父さん、お母さん、久しぶり。

  今日、たまたま読んだDMに、
  面白いことが書いてあったの。

  DMは、ある慈善団体からなんだけどね。

  発展途上国の貧しくて学校に通えない子どもに、
  支援してほしいってものだったの。

  ただ、そこに書かれてあった少年の
  エピソードがすごいの。

  感動しちゃった。

  その子の両親は離婚していて、
  お母さんが働きながら育てているのよ。

  その子は毎日水汲みや家の掃除、
  それに弟や妹の面倒をみながら
  学校に通っているんだって。

  新しい服だけじゃなくて、
  鉛筆やノートだって、
  簡単には買ってもらえないそうね。

  その少年がね、自分の誕生日に花を摘んで、
  首飾りにしてお母さんに贈ったの。

  その理由を、こう言っているのよ。

  「ぼくがこうして学校に通えるのは、
   お母さんが産んで育ててくれて、
   今も朝から晩まで働いてくれるからです。」

  「だから、今日14歳になれましたって
   感謝の気持ちを伝えたくて、
   贈り物をしたんです。」

  それを読んだら、じーんときちゃってね。

  私、いったい何やってるんだろうって
  思えてきたの。

  だから、私もお父さんとお母さんに
  贈り物をすることに決めたの。

  驚いたかもしれないけど、
  私の本当の気持だから受け取ってね。

  お父さん、お母さん、
  これまで育ててくれてありがとう。

  私、今日で28歳になったよ。

  これも、お父さんとお母さんのおかげだね。

  いい娘じゃないけど、ほんと感謝しているよ。

    by カズエ

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2012年02月17日

他人の目

 ■母が心配 実家に戻るべきか   読売新聞・人生案内より


  今日は、人生相談からです。


  相談者は、20代後半の独身女性。

  実家に戻るべきかどうかについての相談です。


  相談者は上京して7年、社会人になって4年で、
  都会暮らしを楽しんでいるそうです。


  お母様はここ数年、
  精神的な病で治療をしてこられたとか。


  順調に回復してきたのですが、
  認知症の実父(祖父)を引き取って
  介護することになったのだそうです。


  お父様も全面協力しているけれど、
  お母様の病気が再発することが心配なのだとか。


  お兄さんは、
  実家を離れて暮らしていて家族もいるので、
  お母様も簡単には頼れないだろうと言います。


  したがって、お母様が頼れるのは
  相談者だけなのだと。


  ただ相談者は、田舎の生活に抵抗があり、
  今の仕事を手放すのも惜しいと考えている様子。


  お母様から冗談めかしながらも
  「返ってきてよ〜」と言われたことが、
  気になって仕方がないようです。


  両親のことは大好きだけれど、
  都会で気ままな一人暮らしを続けたい。


  そんな自分は薄情なのだろうか、という相談です。



  回答者の土肥幸代さんは、
  ご両親を案ずる気持ちは理解できるが、
  お母様の言葉をそんなに
  重く受け止めなくてもよいと言います。


  もし本当に戻ってきてほしいなら、
  お祖父様を引き取る前に相談するだろうからと。


  それに故郷に戻っても就職先がなければ、
  返って親に迷惑をかけることにもなると言います。


  社会人として一人前になることを
  子に望むのが親というもの。


  だからご両親は、相談者の生活を
  犠牲にすることを望んではいないと。


  子には親とは別の人生があるのだから、
  都会でキャリアアップを目指す生き方が
  薄情だとは思わないと言います。


  今のところは少し仕送りしたり、
  お母様の愚痴を聞いてあげるなど、
  できる範囲で協力すればよいと
  アドバイスします。



  的外れとは思いませんが、
  どうしてそう言い切れるのでしょうね。


  だって、
  相談者のご両親がどう考えているかなど、
  誰にもわからないではありませんか。


  ご両親は相談者を、
  犠牲にしたいとは思っていない。


  それは本当でしょうか?


  犠牲にしようとは思っていなくても、
  戻ってきてくれれば良いくらいには
  思っているかもしれませんよ。



  この問題の本質は、
  そんなところではありません。


  重要なのは、「薄情でしょうか?」という
  相談者の問いです。


  なぜ、そんなことが気になるのか。



  そこが一番大きな問題です。



  相談者は、いったい誰が薄情だと思うと
  心配しているのでしょう?


  回答者ですか?


  回答者が「薄情ではない」と言えば、
  それで安心なのでしょうか?


  ご両親ですか?


  それとも、田舎の近所の人たち?


  いったい誰の視線が気になるのでしょう?



  そもそも絶対的な価値観などありません。


  だから誰がどう思うかなど、
  その人に聞いてみなければわからないのです。


  相手を慮ることは大切ですが、
  その予想が当たるかどうかはわかりません。


  だから、他人がどう思うかなど、
  あまり気にしないことが重要
です。


  なぜなら、他人の目を気にし過ぎると、
  自分の人生を犠牲にしてしまうからです。



  いったい、誰のための人生ですか?


  自分のためでしょう。


  だったら、他人がどう思うかに関係なく、
  自分がどう感じるかを重視すべきです。



  まずは自分自身が、
  しっかりと自分の人生を歩むことです。


  その軸がなかったら、
  他人に貢献することもできませんよ。


  田舎に戻るのと都会で生活し続けるのでは、
  どちらが自分らしいのでしょうか?


  簡単に答が出ないとしても、
  それをしっかりと考えることです。


  誰からどう思われようと、
  自分はこの道を行く。



  そう決めることで人生は豊かになるのです。
posted by ジャンメダイ at 20:07| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

余計なお世話

 ■孫の世話 手助けを断る嫁   読売新聞・人生案内より


  今日は、人生相談からです。


  相談者は、70代の女性。

  一人息子の嫁についての相談です。


  息子さん夫婦は共働きで、
  小学2年と3歳のお子さんがいるそうです。


  毎日お孫さんを預かるのは無理だけど、
  上のお孫さんを学童保育から迎えに行くくらいは
  してあげたいと思っています、


  でもそれを、お嫁さんが拒むのだとか。


  仕事、家事、子育てと
  本当に頑張り屋のお嫁さんですが、
  自分たちを頼ってくれないことが不満のようです。


  相談者夫婦のことを嫌っているのではと思うほど。


  寒くなってきて、午後7時くらいまで
  お嫁さんを待っているお孫さんのことを思うと、
  かわいそうでならないと言います。


  またお孫さんも、
  「おばあちゃん、迎えに来て」と言うのだとか。


  もう少しお孫さんのことを
  考えてあげてほしいと言います。


  息子さんは気が弱く、
  お嫁さんに言えそうにもないようです。


  相談者夫婦は結婚50年で、
  互いに頑張ってきたと喜んでいるけれど、
  息子さんの家族が心配の種だと言います。


  どうすれば良いかという相談です。



  回答者の出久根達郎さんは、お嫁さんには
  子育ての信念があるのだろうと言います。


  考えがあって手助けを拒んでいるのだから、
  黙って見守ったらどうかと言うのです。


  「何か困ることができたら、
   遠慮なく声をかけてね。」と言って、
  温かく様子をみることだと。


  せっかく助けてやろうというのに断られると、
  誰でもいい気はしないと言います。


  強いて押し付ければ、それこそ余計なお世話に。


  そして、相談者のように愚痴が出てくると。


  自分の意見が通らないと、
  相手が間違っていると思いがちだと言います。


  でもそれは、人間誰もが陥る
  わがまま思考だと断定するのです。


  めでたい金婚式なのだから、
  夫婦で思い出の旅行をするなど、
  気分を改めてはどうかとアドバイスします。



  まさに回答者が言われる通りですね。


  自分の考えが正しいという罠に陥ったために、
  お嫁さんを間違っていることに
  せざるを得なくなったのです。


  自分も正しいし、お嫁さんも正しい。


  そうまずは決めて、
  考え直してみることをお勧めします。



  夜7時まで寒いのに待たせることを、
  「孫がかわいそうだ」と考えています。


  でも、他の見方もできるのではありませんか?


  「夜の7時まで寒さに耐えて待つことで、
   精神が鍛えられる。」


  そう考えることもできます。



  「どちらが正しいか?」ではないのです。


  どちらも正しいのです。


  ここで問われているのはそうではなく、
  「どちらが自分らしいか?」なのです。



  「孫がかわいそうだから、
   自分にできることならやらせてほしい。」


  そう申し出ることが自分らしいなら、
  そうすればよろしい。


  でも、お孫さんの養育は
  息子さん夫婦が決めること。


  それなのに、そこに口を挟むことは、
  自分らしいことなのでしょうか?



  息子さんが気弱だと言いますが、
  そのように育てたのは相談者自身でしょう。


  なんでもそうやって口出しするから、
  息子さんは自分の意見が
  言えなくなったのではありませんか?



  愛するとは、支配することではありません。


  相手の自由を尊重し、
  相手が自由の中で喜んでいることを、
  共に喜ぶことです。



  飛び込んでくるなら抱きしめる。


  羽ばたこうとするなら手放す。


  それが愛するということですよ。



  お孫さんには、息子さん夫婦を愛さない
  自分の姿を見せたいのですか?


  それとも、愛している姿を見せることが
  自分らしいことですか?



  愛すれば、信頼されるでしょう。


  愛すれば、飛び込んでくるでしょう。


  愛すれば、愛されるのです。

ラベル:人生相談 不満
posted by ジャンメダイ at 19:10| Comment(0) | メルマガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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